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マティス次期米国防長官、ロシアに対抗できるよう備え必要と指摘

2017年1月13日

[ワシントン 12日 ロイター] - トランプ次期米大統領が国防長官に指名したジェームズ・マティス元中央軍司令官は12日に開かれた米上院軍事委員会の公聴会で、ロシアは米国の国益に対する主要な脅威との見解を示すとともに、必要となれば対抗できるよう備える必要があると指摘した。

一方、2013年に退役したばかりのマティス氏の就任をめぐり下院の軍事委員会は、退役後7年間は国防長官に就任できないとする法律の適用免除を僅差の賛成多数で承認した。上院本会議ではすでに可決されている。

公聴会でマティス氏は国益に対する主な脅威について聞かれ、「最たるものはロシア」と表明。「関係構築を全面的に支持するが、ロシアをめぐる現状についての認識も必要」と指摘するとともに、ロシアと協力できる「分野は減りつつある」とした。

ロシア政府のサイバー攻撃への関与などを問題視していると述べ、新政権では「ロシアのこれまでの行動について対抗するための戦略を策定」する考えを示した。

また、ロシアのプーチン大統領は北大西洋条約機構(NATO)の「破壊を狙っている」と批判した。

トランプ氏は選挙戦でロシアとの関係改善を訴えていたが、国務長官に指名されたティラーソン氏もロシアへの懸念を示すなど、方向性は一致していない。

マティス氏はまた、中国による南シナ海での活動について触れ、ロシアとイスラム過激派に並び「(世界秩序を)戦後最大の危機にさらしている」と語った。そのうえで、国防予算の上限を引き上げるよう訴えた。

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