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韓国中銀、政策金利据え置き 17年GDP予想引き下げ

2017年1月13日

[ソウル 13日 ロイター] - 韓国銀行(中央銀行)は13日、政策金利を過去最低の1.25%に据え置いた。トランプ次期米大統領の政策による影響などを引き続き見極める構え。中銀はまた、2017年の国内総生産(GDP)伸び率予想を引き下げた。

政策金利の据え置きは7カ月連続。ロイターのアナリスト調査でも23人全員が据え置きを予想していた。

李柱烈(イ・ジュヨル)総裁は会見で「今後、米新政権や国内の家計債務の増大を注視する必要がある」と述べた。

17年の景気見通しについては、GDP伸び率予想を従来の2.8%から2.5%に、消費者物価指数(CPI)上昇率の予想を1.9%から1.8%に、それぞれ下方修正したことを明らかにした。

総裁は「前回10月の見直しから状況は大きく変わっており、今回の修正に至った」とし、「下方修正の最大の理由は消費だ」と説明。最近の消費の改善は政府がけん引している面もあるとし、消費支出が急速に回復しているとの指摘に否定的な見方を示した。

ソシエテ・ジェネラルのエコノミストは「(李総裁の)きょうの発言を踏まえると、韓国中銀はしばらくの間、緩和姿勢を維持するだろう。ただ、利下げの確率が高まるとは思わない」と述べた。

また「李総裁は、米国が金利を上げているという理由だけで韓国も利上げを行うことはない、というフォワードガイダンスを示しているようだ」と指摘した。

米国で2017年に追加利上げが見込まれる一方、韓国では景気が低迷しているにもかかわらず、家計債務が増大し続けている。

国内の政治スキャンダルで先行き不透明感も高まっており、中銀は難しい政策判断を強いられている。

*内容を追加します。

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