C A S E 1
アクセス数150%増を記録
認知度の低い商品にも効果あり

株式会社データクラフト
ダイレクトマーケティング
推進室
室長
大石 敬

  写真素材などクリエイター向け商品を展開するデータクラフト。地元札幌にある有名ラーメン店の味を冷凍して全国に配送する通販サイト「屋食ラー麺」を立ち上げた。

 同社では別サイトでスポンサードサーチを活用し、導入後にアクセス数150%アップとなった経験がある。

同社が運営するラーメンの通販サイト「屋食ラー麺」 (画像をクリック)

 屋食ラー麺でも開設と同時にスポンサードサーチを開始。広告テスト機能を使って広告文の優劣を見極める、アクセス解析機能でキーワードに対する直帰率を確認するなどして、集客効果を高めている。

商品の認知度が低いため、直接的なキーワードではなく、広く「北海道の食」をイメージするものに設定したり、「20%OFF」といった具体的な数字を使ったりすることがポイントだという。

C A S E 2
契約数が少ないとされる
高級賃貸物件の顧客を安定的に獲得

株式会社アライバル
代表取締役
中島和也

 東京の新宿や渋谷を中心に高級賃貸物件の仲介事業を展開するアライバル。高級賃貸物件は1年に1件決まればいいというのが業界の定説とされているなか、同社は、スポンサードサーチを使うことで月に数件単位の契約が決まるという。

 これは、「顕在的ニーズを持つ顧客の呼び込み」というスポンサードサーチの特長を体現したものだ。

高級賃貸物件の不動産仲介事業を展開する (画像をクリック)

 キーワードは、「新宿 タワーマンション」など、物件名や地域名などを併用したものをはじめ、仲介物件のキャンペーンに合わせてキーワードや広告文を変更するなど工夫を凝らしている。

 開始時は、20~30個のキーワードを登録していたが、現在は約1000個まで増やし、低迷を続ける不動産業界にあって、増収増益を達成し続けている。