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TPPは「終焉」、2国間交渉に注力=トランプ氏顧問

2017年1月14日

[ワシントン 13日 ロイター] - トランプ次期米大統領が脱退の意向を示している環太平洋連携協定(TPP)について、トランプ氏の政策顧問は「TPPは終焉を迎えた。これ以上強調しきれないほど明らかだ」と述べ、2国間の貿易協定交渉を迅速に進めていくことを明らかにした。

トランプ氏が次期国務長官に選んだティラーソン氏は11日、TPPに反対しないと述べた上で「合意事項が米国の利益に最大限かなうのかどうかについて、トランプ氏と見解を共有するところもある」としている。

これについて12日夜に電話インタビューに応じた政策顧問はティラーソン氏は自由貿易について私見を述べたにすぎないと説明。次期政権は多国間貿易協定を結ばないと強調。「2国間交渉の進展に目をむくことになる」と語った。

英国は欧州連合(EU)離脱後に米国との二国間貿易協定を結ぶことに強い関心を示している。政権移行チームの報道官らは、さらなるコメントを求めたロイターの取材には応じなかった。

政策顧問はまた、中国に対する巨大な貿易赤字を減らすため、中国を為替操作国に指定し、中国製品に高関税を課すことも除外しないと明言した。為替操作国の指定の時期については、さらに問題を精査する必要があるとして憶測を避けた。

その上で、新政権が米国の製造基盤を「空洞化」させた中国の幾年にもわたる貿易政策を転換させる決意があると述べた。

さらに「中国が米国に経済戦争を仕掛けているという米政権の視点を理解しなくてはならない。中国はすでに我々と貿易戦争をしている」と語った。

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