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任天堂「スイッチ」によぎる不安、発売後2週間が鍵

ロイター
2017年1月16日
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1月13日、任天堂は新型ゲーム機「ニンテンドースイッチ」を発表した。4年前に投入した据え置き型ゲーム機「Wii U」が事実上失敗しただけに、新型機にかける同社の期待は大きい。写真は新型ゲーム機を発表する同社の君島社長(2017年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 13日 ロイター] - 任天堂は新型ゲーム機「ニンテンドースイッチ」を発表した。4年前に投入した据え置き型ゲーム機「Wii U」が事実上失敗しただけに、新型機にかける同社の期待は大きい。ただ、発売時期は最大の商戦期となる年末ではなく3月だ。

 価格設定、タイトル数、モバイルとの連携のいずれも市場の高い評価を得たとは言い難く、不安もよぎる。

80タイトル開発中

 「新しい娯楽の世界を提供したい」──。君島達己社長は13日の発表会で胸を張った。

 スイッチ本体には液晶画面がついており、据え置き型ゲーム機としても、ドックから取り外して携帯ゲーム機としても遊べるのが特徴。2つのコントローラーは本体から着脱可能で、複数人で遊ぶこともできる。

 発売と同時に人気ゲーム「ゼルダの伝説 ブレス・オブ・ザ・ワイルド」など8タイトルを投入。夏に「スプラトゥーン2」を、冬に「スーパーマリオ オデッセイ」を発売する。現在、ソフトメーカー各社が80タイトル以上を開発中という。

 2012年12月に投入した「Wii U」はソフトの投入が遅々として進まず、これがユーザー離れの原因となった。大ヒットとなった「Wii」は全世界で1億台以上を販売したのに対して、「Wii U」は9月末現在で1336万台にとどまっている。同社の据え置き型ゲーム機で過去に最も売れなかったゲーム機として、同社の低落懸念をかき立てる結果になった。

 任天堂が今回、満を持して発売するスイッチが前者の轍(てつ)を踏まない確証はない。ドルトン・キャピタル・ジャパンの松本史雄シニアファンドマネージャーはスイッチのソフト数について「スタート段階ではちょっと少ない」と懸念を示した。

 価格は2万9980円。競合するソニーの「プレイステーション4」の安いモデルと同じ水準だ。だが、発表後に株価は軟化し、前日比1450円安(5.75%安)の2万3750円で取引を終えた。

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