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ドル113円前半で上値重い、英首相の演説を警戒

2017年1月17日

[東京 17日 ロイター] - 午後3時のドル/円<JPY=EBS>は、前日の東京時間午後5時時点に比べ、ドル安/円高の113.38/40円だった。欧州連合(EU)離脱交渉についての英首相の演説を控え、欧州単一市場へのアクセスを失う「ハードブレグジット」への警戒感から上値が重かった。

ドルは朝方一時113.83円付近まで下落したが、仲値公示を経て114.28円まで反発。ただ、正午前から一転、じりじりと水準を切り下げ、午後には一時113.38円に下押しした。

メイ英首相の演説を控えて、国内勢の間では手がけにくさが意識されたといい「少なくとも、積極的には上値を追いづらい」(国内金融機関)との声が聞かれた。仲値公示にかけては、輸入企業のドル買いが出たものの、午後は買い手に乏しい状況が続いたもよう。

とりわけ午後には「米金利の低下をながめてドル売りが強まった」(国内金融機関)という。米10年債利回りは午後3時にかけて2.35%付近に低下した。

一方、朝方に1.2020円付近に下落していたポンド/ドルは午前中、1.20ドル台でほぼ落ち着いた値動きとなった。午後には1.2110ドル付近に上昇。ユーロ/ドルも朝方の1.0600ドル付近から1.0660ドル付近に持ち直した。

市場では、「11日のトランプ会見以降も暴言が目立つトランプ氏について、警戒感が広がっており、腰を据えてドルロングを膨らますような環境ではない」(金融機関)との意見も聞かれた。

トランプ次期大統領の20日の就任式に先立って、財務長官に指名されたムニューチン氏の公聴会が19日に控えており「為替に関して何らかの言及があるか見極めたい」(別の国内金融機関)との声も出ていた。

       ドル/円<JPY=>  ユーロ/ドル<EUR=>  ユーロ/円<EURJPY=>

午後3時現在 113.38/40 1.0655/59 120.81/85

午前9時現在 114.16/18 1.0601/05 121.03/07

前日午後5時 114.07/09 1.0613/14 121.06/10

(為替マーケットチーム)

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