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ホンダ、国内でタカタ製エアバッグ異常破裂 リコール対象車でけが

2017年1月17日

[東京 17日 ロイター] - ホンダ<7267.T>は17日、昨年12月27日に国内で小型車「フィット」のタカタ<7312.T>製エアバッグが異常破裂し、運転者が右足太ももにやけどを負う事故が起きたと発表した。事故車はリコール(回収・無償修理)対象だったが、所有者はまだ改修に出していなかった。国内のホンダ車でタカタ製エアバッグの異常破裂による負傷者が出たのは初めて。ホンダはホームページや新聞の社告を通じてリコールの周知徹底を図る。

ホンダによると、同フィットが神奈川県の公道で前方に停車中の車に追突。その際に運転席、助手席両方のエアバッグが作動したが、助手席側エアバッグを膨らませる部品のインフレ―タ―(ガス発生装置)の容器の金属片が飛散。運転者が1センチ程度のやけどを負った。同乗者はいなかった。

事故車は2003年製で、ホンダは14年12月に同車両のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出ていた。同年同月に販売店から所有者の茨城県の住所にダイレクトメール(DM)でリコールを通知。昨年8月にも再びDMを送ったが、宛て先不明で戻ってきていた。昨年10月の車検時にも所有者にリコール対象であることを伝えていたが、改修していなかったという。

事故は運転者からの連絡を受けて発覚。ホンダは今月10日に事故車を確認し、タカタにも解析を依頼。タカタは「インフレ―ター作動時に異常な内圧が生じたため、容器が破損したと推測される」と回答したという。

国内のタカタ製エアバッグ関連事故をめぐっては、静岡県の国道で追突事故を起こした日産自動車<7201.T>の多目的スポーツ車(SUV)「エクストレイル」のエアバッグが異常破裂し、助手席に乗っていた女性が頭部と左腕にけがを負っている。日本では負傷者だけにどまっているが、米国など海外では少なくとも死亡者が16人、負傷者が150人以上にのぼっており、世界的な大規模リコールとなっている。

*内容を追加しました。

(白木真紀 編集:山川薫)

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