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スカラムッチ氏、トランプ氏の「NATOは時代遅れ」発言を擁護

2017年1月18日

[ダボス(スイス) 17日 ロイター] - トランプ次期米政権で上級顧問となる予定のアンソニー・スカラムッチ氏は17日、北大西洋条約機構(NATO)を「時代遅れ」としたトランプ氏の発言は、世界の変化を反映しているものの、NATOそのものを歴史のかなたに追いやるべきだという意味に捉えるべきではないと述べた。世界経済フォーラム(WEF)で述べた。

ドイツのシュタインマイヤー外相は16日、トランプ氏の発言はNATO加盟の28の同盟国全てで懸念を引き起こしたと述べた。トランプ氏はNATOがテロリストによる攻撃への防御ができていないと批判していた。

ヘッジファンドのマネージャーであるスカラムッチ氏は、「NATOは課題に取り組んでいるが、変えなければならないこともある。その中の一部にはトランプ流に言えば『時代遅れ』な部分もある」と指摘。「21世紀、22世紀に臨むにあたり(NATO)条約の改定を検討しなくてはならない」と述べた。

またロシアとの共通目標の追求に注力すべきだとの見方を示し、「共産主義と戦うことよりも、今は急進的なイスラム勢力を阻むことに力を注ぐ必要がある」とした。

スカラムッチ氏は、NATO加盟国が応分の資金拠出をすべきとしたトランプ氏の発言は、ビジネスマンで不動産業者としての経歴を反映しており、筋が通った指摘だと述べた。

米国はより釣り合いの取れた通商協定を策定し、中国とは「驚くべき関係」を結びたいと語った。

トランプ氏が自身の構想や意見を発言する際の方法について懸念が持たれている点についても言及。ツイートの内容を心配したり警戒したりする必要はないとした。

トランプ氏の大統領就任演説について、「(元大統領の)レーガン流」になるだろうとも述べた。

スカラムッチ氏は自身が創業したヘッジファンド、スカイブリッジの売却契約を終えたことも明らかにした。

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