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欧州市場サマリー(17日)

2017年1月18日

[17日 ロイター] - <為替> ドルが数週間ぶりの安値を記録。トランプ次期米大統領が、対人民元のドル相場に不快感を表明、ドルの重しとなった。メイ英首相が最終的な欧州連合(EU)離脱案について、議会承認を求める考えなどを表明し、ポンドは1日の上昇率で8年ぶりの大きさとなる勢い。

<ロンドン株式市場> 続落した。1日の下げとしては2016年6月以来の大きさだった。欧州連合(EU)離脱に関するメイ英首相の演説で先行き不透明感が和らいでポンド高が進んだことが、ドル建ての取引が多い企業にとって打撃となった。

銀行株は値上がりした。スタンダード・チャータード<STAN.L>は2.8%高で銀行部門全体をけん引した。一時は16カ月ぶりの高値をつける場面もあった。バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチが投資判断を「保留」から「買い」に引き上げた。ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド<RBS.L>は2.5%高、 ロイズ・バンキング・グループ<LLOY.L>は1.2%高だった。

<欧州株式市場> STOXX欧州600種 <.STOXX>がほぼ横ばいで取引を終えた。英首相が欧州連合(EU)離脱をめぐる演説を受け下げから持ち直した。英国のメイ首相は、単一市場からの離脱を表明したが、議会での採決を求める考えも示した。

個別銘柄はまちまちでスペインのバンコ・ポプラール<POP.MC>は6.7%高。シティグループが投資判断を「買い」に引き上げた。イタリアのウニクレディト<CRDI.MI>は3.5%高。ゴールドマン・サックスがイタリアの銀行部門に対する前向きな見方を示したことを好感された。

ドイツの航空大手ルフトハンザ<LHAG.DE>は4.3%高。アブダビを拠点とするエティハド航空がルフトハンザの株式取得に関心を示しているとイタリア紙が報じたことで、一時は7.3%高まで値上がりする場面もあった。

<ユーロ圏債券> 独連邦利回りが一時2週間ぶりの水準まで下がったが、メイ英首相が欧州連合(EU)離脱交渉の最終合意案を議会採決にかける意向を表明したことで低下幅を縮小した。議会採決により、英国や欧州大陸の経済に大きな打撃を与えるような強硬な離脱に向かうとの懸念が後退した。

独10年債 <DE10YT=TWEB>利回りは2ベーシスポイント(bp)低下の0.24%。一時は2週間ぶりの低水準となる0.20%をつけた。EU離脱交渉に関するメイ首相の演説により、不透明感が一定程度払しょくされたことで、市場の焦点は今週開かれる欧州中央銀行(ECB)理事会に移っている。

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