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米サンフランシスコ連銀総裁、一段の緩やかな利上げを主張

2017年1月18日

[サクラメント 17日 ロイター] - 米サンフランシスコ地区連銀のウィリアムズ総裁は17日、米経済の過熱やリセッションを回避するため、今後数年で緩やかな利上げを実施することが適切との認識を示した。

大学での演説原稿内容が明らかになった。

総裁は、失業率は4.7%と完全雇用状態にあると指摘。インフレ率は連邦準備理事会(FRB)が目標とする2%の達成に向かっているとした。

 「今後は、政策金利を経済状況に合わせてより通常の水準に戻すために、フェデラル・ファンド(FF)金利の一段の緩やかな引き上げが適切になるだろう。緩和の解消を長く待ちすぎれば不均衡が拡大し、遅れを取り戻そうとして行動の余地が小さくなる」と指摘した。

FRBは先月、FF金利の誘導目標を0.25%ポイント引き上げ0.50ー0.75%とすることを決定。2017年の3回の利上げ実施を示唆した。

ウィリアムズ総裁は、好ましい利上げの回数には言及しなかった。

一方で、経済を潜在成長率以上に押し上げることに警戒感を示した。同総裁は最近、潜在成長率を約1.5─1.75%とみている。今年と来年の成長率はこの水準付近と予想し、成長加速はインフレ過熱や資産市場におけるバブル、さらには修正のリスクを招くとした。

 「今後数年での緩やかな利上げを支持するが、景気拡大の停滞を考えているわけではない。実際はその逆で、健全な状況の維持を目指している。経済の過熱を容認すれば、結果的には方向の逆転が必要になる」との見方を示した。

*内容を追加しました。

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