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マレーシア中銀、政策金利を3.00%に据え置き 予想通り

2017年1月19日

[クアラルンプール 19日 ロイター] - マレーシア中銀は19日、政策金利を予想通り3.00%に据え置いた。国内経済は期待通り成長しているとしたものの、リンギ相場は不安定で、トランプ次期米大統領の政策に対する不透明感もある中、慎重な見方を示した。

ロイター調査では、エコノミスト11人全員が据え置きを予想していた。

中銀は声明で、最近の経済指標は2016年第4・四半期も成長が継続することを示唆していると指摘。「今後も、民間セクターの活動は成長を推進する主因となり続けるだろう」とした。

中銀は、おおむね想定通りの経済成長が見込める、と指摘した。

1年超続いた低迷から経済が回復しつつある中、リンギ相場が不安定になれば景気の足かせになると投資家は懸念。米国が今後財政出動を行い、利上げペースも加速するとの観測からマレーシアなど新興国市場からの資本流出が続いていることも、投資家の警戒感を一段と高めている。

中銀は、2016年末にかけてリンギ相場で大幅な調整がみられたが、それ以降変動幅が縮小している、と説明した。

ただ、世界経済を巡る不透明感が今後、地域の金融・外為市場に一時的な変動をもたらす可能性があるとの見方を示した。

ある市場関係者は、債券を中心に海外資産に対するエクスポージャーが高いマレーシアのポートフォリオを踏まえると、金利を据え置き、今後の海外状況を見極めるという決定は賢明であると指摘した。

中銀は、2016年のインフレ率は平均2.1%だったとし、2017年については、原油高が見込めることか伸びが加速するとの見通しを示した。

*内容を追加します。

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