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欧州市場サマリー(19日)

2017年1月20日

[19日 ロイター] - <為替> 欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が景気に弱気の認識を示したことを受け、ユーロが下落した。

一方で堅調な米経済指標を受け、ドルは上昇した。

ユーロは対ドル<EUR=>で一時1.06ドル台を割り込み1.0590ドルをつけた。

ドルは対円<JPY=>で13日以来約1週間ぶり高値となる115.29円をつける場面があった。

<ロンドン株式市場>  反落して取引を終えた。さえない決算を発表した英郵便事業会社のロイヤル・メール<RMG.L>が売られ、FT100種総合株価指数<.FTSE>の足を引っ張った。 一方、価格比較サイト運営のマネースーパーマーケット・ドットコム・グループ<MONY.L>は7.9%急伸し、2016年5月以来の高値をつけた。第4・四半期、および通年の売上高が市場予想を上回ったことが好感された。

<欧州株式市場> 反落した。欧州中央銀行(ECB)は予想通り政策金利や資産買い入れプログラムを現状維持したことや、記者会見でのドラギ総裁の発言を受けてSTOXX欧州600種<.STOXX>は一時0.3%高となる場面もあったが、最終的にマイナス圏で引けた。

フランスの航空機用座席メーカー、ゾディアック・エアロスペース<ZODC.PA>は22.8%高。フランスの航空宇宙機器大手サフラン<SAF.PA>から90億ドルの買収提案を受けたことで買われた。サフランは当初値上がりしたものの、最終的に5.4%安で引けた。

オランダ・ベルギー系の食品小売り大手、コーニンクレッカ・アホールド・デレーズ<AD.AS>は5.9%値上がりした。第4・四半期の売り上げが堅調だった。STOXX600種小売株指数<.SXRP>は0.86%上昇し、セクター別で最も上昇率が大きかった。

イタリアの眼鏡メーカー、サフィロ<SFLG.MI>は13.9%安だった。フランスの高級ブランドグループLVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)<LVMH.PA>が、ライバルメーカーのマルコリンの株式を保有すると発表したことが売り材料視された。

<ユーロ圏債券> 一時上昇していた国債利回りが上げ幅を縮小した。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁がユーロ圏の基調的なインフレ圧力は抑制されているとの認識を示したことで、金融引き締めに向かう米国との金融政策の方向性の相違が意識されたことが背景。

ECBはこの日の理事会で予想通りに金融政策の据え置きを決定。ドラギ総裁はその後の記者会見で、ユーロ圏の基調的なインフレ圧力はなお抑制されていると述べた。

終盤の取引で独10年債<DE10YT=TWEB>利回りは3ベーシスポイント(bp)上昇の0.30%と、この日につけた1カ月ぶりの高水準となる0.33%からは下げている。

オランダ、フィンランド、フランスの国債利回りも一時1カ月ぶりの水準に上昇。ただ終盤の取引ではユーロ圏国債の利回りは3─4bpの上昇と、この日の取引でつけた高水準からは低下している。

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