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株式市場透視眼鏡

今後の株価下落時には売られた銘柄群の分析が重要になる

居林 通(UBS証券ウェルス・マネジメント本部ジャパンエクイティリサーチヘッド)
2017年1月23日
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前回の本欄で「日経平均株価は、ある程度の円安を考えても割安感はない」と述べた。一時は1ドル=118円を超えるドル高円安であったが、トランプ氏の大統領就任が近づくにつれて、さらなるドル高がトランプ政権に受け入れられるのか、という疑念が高まっていた。日経平均も1月4日の大発会こそ大幅に上昇したがその後は伸び悩んでいる。

 昨年は中国景気の減速懸念、英国のEU(欧州連合)離脱、米国大統領選挙など、イベントで株価が上下したが、今年も欧州での国政選挙(オランダ、フランス、ドイツ)、保護主義と貿易摩擦、日本銀行とECB(欧州中央銀行)の量的金融緩和縮小など、株価変動の材料には事欠かない。

 今後、株価が下落した場合に何を買えばいいのか。昨年、日経平均が大きく下落したときに何が起きていたのかを振り返り、17年の相場に備えたい。

 グラフ上は、日本株をディフェンシブ(業績が安定している)株と景気敏感株に分けたものである。16年夏には円高と英国のEU離脱決定を背景に景気敏感株は大きく下落し、ディフェンシブ株に対して指数の水準で見て20%以上乖離した。グラフ下に見るように低PBR(株価純資産倍率)群と高PBR群で見た指数も大きな乖離を示し、低PBR株が大きく売られていた。

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