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中国、大手5行の預金準備率を一時的に引き下げ 春節控え

2017年1月20日

[上海 20日 ロイター] - 中国人民銀行(中央銀行)は国内大手銀行5行を対象に預金準備率を一時的に1%ポイント引き下げ16%とした。関係筋が明らかにした。季節的な流動性圧力を緩和することが目的という。

春節(旧正月)の長期休暇が明けた後の適切な時期に通常の水準に戻すとしている。春節は27日から2月2日まで。

中国の短期金融市場の資金調達コストは今週、約10年ぶりの水準に上昇。これを受けて、人民元も急騰していた。

コメルツ銀行の新興国市場主任エコノミストのZhou Hou氏は「今日の措置は、資金流出がなお続く中、流動性が当局の見通しより逼迫(ひっぱく)していることを示している」と指摘。

 「しかし一方で、明らかな緩和措置は人民元相場への圧力を増すことにもなるだろう。今日の微妙な対応の裏にはそういう理由があるかもしれない」との見方を示した。

一方、関係者は「これは一時的な調整だ。主に現金の引き出し、税金の支払い、準備金の積み立てに対応するものだ」と説明した。

預金準備率が引き下げられたのは中国工商銀行<601398.SS>、中国建設銀行<601939.SS>、中国銀行<601988.SS>、中国交通銀行<601328.SS>、中国農業銀行<601288.SS>の5行。

これらの銀行からはコメントを得られていない。人民銀はこれまでのところ取材の要請に応えていない。

前回人民銀が預金準備率を引き下げたのは昨年2月29日で、全銀行を対象に17%にした。

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