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NY市場サマリー(20日)

2017年1月21日

[20日 ロイター] - <為替> 不安定な値動きとなるなかドルが小幅安。同日新米大統領に就任したトランプ氏の就任演説には取り立てて新材料は見当たらず、大きな動きにはつながらなかった。

主要6通貨に対するドル指数<.DXY>は0.1%低下。トランプ氏が演説で「米国第一主義」の政策を推進すると表明したことを受け、一部で保護主義政策をめぐる懸念を誘った。ただ、経済や通商に関する具体策が示されなかったことを受け、ドルは下げ渋る展開となった。

ドルは対ユーロ<EUR=>、円<JPY=>、ポンド<GBP=>で一時の上昇から下げに転じた。一方、豪ドル、ニュージーランド(NZ)ドル、カナダドルを含む主要資源通貨に対しては上昇した。

NY外為市場:[USD/J]

<債券> 国債利回りが上昇。指標10年債は一時約2週間半ぶりの高水準をつけた。トランプ氏の大統領就任演説が大衆迎合的なトーンと受け止められ、財政刺激の取り組みが遅れる可能性を懸念する見方が一部で強まった。

10年債<US10YT=RR>価格は3/32安、利回りは2.47%、一時は3日以来の高水準(2.51%)まで上昇した。17日につけた低水準(2.31%)からは大きく上昇した。

イエレン連邦準備理事会(FRB)議長の18日の発言が、予想以上にタカ派色の強い内容と一部で受け止められ、債券価格は下落した。19日のイエレン氏発言はハト派色がより強かったと受け止められた。

今後は、新たな政府支出を工面するため国債増発の可能性も大きい。債券相場に一段の重しとなり、利回りが上昇する可能性もある。

米金融・債券市場:[US/BJ]

<株式> ダウ平均は6日ぶり反発した。トランプ米新大統領がこの日、正式に就任した。一部投資家は、トランプ氏が保護主義的な通商政策に向かうとの懸念があらためて浮き彫りになったと指摘した。相場は就任演説中に伸び悩み、結局高値から押し戻されて取引を終えた。

主要株式3指数は週間でいずれも下落した。ロイターの調べによると、S&P500は、フーバー大統領が就任した1929年以降、新大統領の就任後1カ月間に中央値で2.7%下落する傾向がある。

個別銘柄では、医薬品のメルク<MRK.N>が3.6%上昇。ブリストル・マイヤーズ・スクイブ<BMY.N>は、肺がんの初期治療で同社の免疫療法薬「オプジーボ」と「ヤーボイ」を併用する手法について、当局に優先承認審査を求めることは見合わせると発表した。この動きは、肺がんの併用療法の開発でメルクがリードを確保するうえで追い風となるとみられる。

米国株式市場:[.NJP]

<金先物> ドルが対ユーロで弱含んだことに伴う割安感などから買われ、小反発した。上伸は3営業日ぶり。中心限月2月物の清算値は前日比3.40ドル(0.28%)高の1オンス=1204.90ドルとなった。この日は外国為替市場でドルが対ユーロで弱含み、ドル立てて取引される金塊は割安感などからおおむねプラス圏での推移となった。ただ、ドナルド・トランプ氏の米大統領就任演説を控えて投資家の様子見ムードが強まったことや、今週初めに約2カ月ぶりの高値を付けていたことを背景に持ち高調整や利益確定の売りも出て上げ幅は限定的だった。

NY貴金属:[GOL/XJ]

<米原油先物> 世界的な需給不均衡が緩和されつつあるとの楽観的な見方が広がり、続伸した。米国産標準油種WTIの2月物の清算値は、前日比1.05ドル(2.04%)高の1バレル=52.42ドル。石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなど一部非加盟国は週末にウィーンで会合を開き、昨年合意した日量計180万バレル規模の協調減産の履行状況を確認する。会合に先立ち、サウジアラビアのファリハ・エネルギー産業鉱物資源相がこの日、産油量は年初から既に150万バレル減少したと述べたと伝わったことで、供給過剰が早期に解消されるとの期待が高まった。相場は未明の時間帯からジリ高となったが、米石油サービス会社ベーカー・ヒューズが午後に発表した石油掘削リグ稼働数が計551基と前週比29基増加したことで、米国内の生産拡大懸念が再燃、上げ幅の一部を削った。

NYMEXエネルギー:[CR/USJ]

ドル/円 NY終値 114.60/114.65 <JPY22H=>

始値 115.23 <JPY=>

高値 115.31

安値 114.23

ユーロ/ドル NY終値 1.0699/1.0707 <EUR22H=>

始値 1.0638 <EUR=>

高値 1.0709

安値 1.0625

米東部時間

30年債(指標銘柄) 17時05分 96*19.50 3.0488% <US30YT=RR>

前営業日終値 96*28.00 3.0350%

10年債(指標銘柄) 17時01分 95*30.50 2.4668% <US10YT=RR>

前営業日終値 96*00.50 2.4590%

5年債(指標銘柄) 17時05分 100*09.50 1.9365% <US5YT=RR>

前営業日終値 100*07.00 1.9530%

2年債(指標銘柄) 17時03分 100*03.25 1.1967% <US2YT=RR>

前営業日終値 100*01.50 1.2250%

終値 前日比 %

ダウ工業株30種 19827.25 +94.85 +0.48 <.DJI>

前営業日終値 19732.40

ナスダック総合 5555.33 +15.25 +0.28 <.IXIC>

前営業日終値 5540.08

S&P総合500種 2271.31 +7.62 +0.34 <.SPX>

前営業日終値 2263.69

COMEX金 2月限 1204.9 +3.4 <GCv1><0#GC:>

前営業日終値 1201.5

COMEX銀 3月限 1703.2 +3.0 <SIv1><0#SI:>

前営業日終値 1700.2

北海ブレント 3月限 55.49 +1.33 <LCOc1><0#LCO:>

前営業日終値 54.16

米WTI先物 2月限 52.42 +1.05 <CLc1><0#CL:>

前営業日終値 51.37

CRB商品指数 194.0154 +1.0505 <.TRJCRB>

前営業日終値 192.9649

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