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火災保険や地震保険の「請求漏れ」を防ぐ――可能なら保険会社に連絡を、すぐには無理でも保険金請求期限は被災時から3年ある

――緊急リレー連載・大震災で今すぐ役立つマネー知識②

生活設計塾クルー
2011年3月16日
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未曾有の大災害が東北・関東地方を襲った。着の身着のままで避難せざるを得ず、住居や家財、現金を失い、お金の問題で様々な不安を抱かれている被災者の方も多いと思われる。そうした方々や支援者の方々が今すぐに役立てられるマネーの知識を、独立系ファイナンシャルプランナー集団「生活設計塾クルー」のメンバーが全6回のリレー形式でお伝えする。

契約者が申し出ない限り
保険金は支払われない

 東北関東大震災で被災した皆様、そしてご遺族の皆様に心よりお見舞いを申し上げます。

 誰でも、大災害はいつか来るだろうと思っている。だが、今日来るとは思っていない。ゆえに火災保険や地震保険の契約はするものの、どんな時に、どのような保険金を受け取れるのか、把握していないケースが多いのではないだろうか。

 そもそも火災保険は、複数の補償が束ねられたパッケージ商品となっているのが一般的で、付加される特約や費用保険も多い。加えて地震保険をセットするわけで、火災保険は相当に複雑な商品の部類に入る。充分な説明なしに、それを契約者自身で充分理解しておけというのは、土台無理な話である。

 イザという時のための保険だ。契約内容が理解できないがゆえの請求漏れは避け、こうした時こそしっかりと役立ててほしい。

 何にせよ、契約者が申し出ない限り保険金は支払われない。すでに損害が生じているなら、まずは事故が生じている旨、契約先の損保会社へ速やかに連絡を。契約している代理店、あるいは損保各社のHPに契約者対応のフリーダイヤルが公開されているのでこちらでもよい。どの保険会社で契約しているかわからないなら、日本損害保険協会の各社相談窓口に端から連絡し、契約があるかどうか確認する。

 契約が保険金支払いの対象かどうかがわからないなら、損害保険会社や代理店に問い合わせをし、まずは契約内容の確認を行う。

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特定の金融機関に属さない独立系ファイナンシャルプランナー集団。経験に裏打ちされた独自の視点で、一人ひとりの将来設計に応じた資産運用や保障設計のアドバイスを行なう。また、セミナーや執筆活動も幅広く展開。金融・経済、金融商品、社会保険等について中立の立場から情報を発信している。生活設計塾クルーのウェブサイト


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