[パリ 23日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のクーレ専務理事は23日、フランスの「Radio Classique」で、保護主義的政策を支持している米国のトランプ新大統領についてコメントし、経済保護主義は悪しき考えだとの見解を示した。

専務理事は「保護主義は現時点では明らかに悪しき考えだ」と語った上で、トランプ大統領が詳細な経済政策をまだ明らかにしていないため、これ以上具体的にコメントするには時期尚早だと付け加えた。

また、ECBが超緩和的金融政策を変更するにも早過ぎると改めて表明し、ユーロ圏の金融状況を地域経済に「最適な」状態にすることが重要と強調した。

ECBは今月19日、政策スタンスの据え置きを決定した。12月には資産買い入れを2017年末まで延長するとともに、4月以降は月額の買い入れ規模を800億ユーロから600億ユーロに減らすことを決めた。