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ドル112円後半、下値は押し目買いが支える

2017年1月24日

[東京 24日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点と比べ、ややドル高/円安の112円後半だった。上値の重さが意識されたが、112円半ばでは押し目買いが観測された。

午後のドルは正午過ぎに112.56円まで下落した後、113円台まで買い戻された。市場からは「112円半ばは先週の安値水準なので押し目買いをしてくる参加者がいる」(国内金融機関)との声が聞かれた。

ただ、米金利の低下などで積極的にドル買いを仕掛けていくムードもなく、午後3時にかけて112円後半を中心にもみ合った。

欧州時間は、英ポンドが変動する可能性が指摘されている。きょうは、英国の政府が欧州連合(EU)離脱手続きを開始するために議会承認が必要かどうかが問われた訴訟の判決が英最高裁で出される。

ロンドン高等法院は昨年11月、議会の承認が必要との判断を示し、政府側が上訴していた。市場では「仮に最高裁でも議会承認が必要となれば、英国のEU離脱時期が先送りとなる可能性がある。英国の経済の停滞が先延ばしになる、もしくは緩和されるとの思惑からポンド買いで反応するのではないか」(国内金融機関)との見方が出ていた。

<午前のドルは昨年11月以来の安値に下落>

午前のドルも上値の重さが意識された。

朝方、次期財務長官に指名承認待ちのムニューチン氏が「過度に強いドルは経済に短期的にマイナスの影響を与える可能性がある」と述べたとするブルームバーグの報道が伝わり、112.52円まで下落。昨年11月30日の安値を付けた。

112円半ばでは、大手機関投資家のドル買いが観察されたとされるほか、オプション関連の防戦売りもあり、ドルは切り返して113.14円まで反発した。しかし、113円台では戻り売りに押され、正午までに112円台に反落した。

市場では「米産業にとっては当然ドル安がいいという本音と、強いアメリカのイメージ的な帰結は強いドルとのタテマエがあり、(米新政権は)両者をはっきり使い分けている」(外銀)との意見がでていた。それにより「一段のドル高と、急激なドル安の両方を防ぐつもりなのではないか」(同)という。

ドル/円<JPY=>  ユーロ/ドル<EUR=>  ユーロ/円<EURJPY=>

午後3時現在 112.88/90 1.0754/58 121.40/44

午前9時現在 112.78/80 1.0757/61 121.33/37

NY午後5時 112.68/72 1.0761/69 121.32/36

(為替マーケットチーム)

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