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ドルが円とユーロに対して反発、米経済見通し良好で=NY市場

2017年1月25日

[ニューヨーク 24日 ロイター] - 24日のニューヨーク外為市場では、保護貿易主義色の強いトランプ米大統領の就任演説を受けて軟調だったドルが、円とユーロに対して反発した。米国の経済見通しが欧州や日本よりも依然として良好とみられることが背景。

終盤のドル/円<JPY=>は1%強上昇し113.87円。ユーロ/ドル<EUR=>は0.4%安の1.0724ドルで推移している。主要6通貨に対するドル指数<.DXY>は0.2%高の100.35となった。

SEIインベストメンツ(フィラデルフィア)のグローバルポートフォリオ戦略部門を率いるジム・スミギエル氏は「新たな財政出動策の実施時期と効果をめぐっては依然として不透明感が強い。だが、米連邦準備理事会(FRB)は2017年に2回もしくは3回の利上げを実施する公算が大きい一方、他の中央銀行は金融緩和モードを解除せず、金融政策の方向性は今後も開き続けると確信している」と説明。こうした状況が、ドル高の幅広い傾向を支えるはずだと主張した。

テンパス・コンサルティング(ワシントン)の為替トレーダー、フアン・ペレス氏は、市場には今なお大きな不安要素があると指摘。「市場は依然として変動が激しくなっている」と述べ、投資家は特にトランプ大統領の北米自由貿易協定(NAFTA)を再交渉する計画と環太平洋連携協定(TPP)からの離脱について懸念していると付け加えた。

米財務長官に指名されたスティーブン・ムニューチン氏とトランプ大統領がドル安の必要性を指摘したことも懸念材料となっている。

またスコシアバンク(トロント)の通貨ストラテジスト、エリック・セオレト氏は「日米の2年債利回りスプレッドが140ベーシスポイントへ向かうなか、金利差がドル/円を若干下支えしている」と話した。

一方、ポンド/ドル<GBP=D4>は0.2%安の1.2503ドル。英最高裁判所は、同国の欧州連合(EU)離脱手続きの開始には議会の承認が必要との判断を下した。

ドル/円 NY午後4時 113.73/113.78

始値 113.27

高値 113.89

安値 112.91

ユーロ/ドル NY午後4時 1.0730/1.0736

始値 1.0741

高値 1.0773

安値 1.0721

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