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第4四半期の韓国GDP、前期比+0.4%に減速 建設・消費が鈍る

2017年1月25日

[ソウル 25日 ロイター] - 韓国銀行(中央銀行)が発表した2016年第4・四半期の国内総生産(GDP)速報値は、季節調整済みの前期比0.4%増で、市場予想は若干上回ったものの、第3・四半期(0.6%増)から一段と減速した。

前年比では2.3%増で、こちらも第3・四半期(2.6%増)から鈍化した。

ロイターがまとめたエコノミスト予想は前期比0.3%増、前年比2.2%増だった。

2016年年間では2.7%成長。15年の2.6%をわずかに上回った。

第4・四半期はそれまで韓国経済を支えていた建設投資と個人消費の勢いが鈍った。

ハナ・フィナンシャル・インベストメントのエコノミストは「年間で2.7%という成長率は注目すべき値だが、(第4・四半期の)建設投資が前期比マイナスに落ち込んだことは内需の低迷を示している」と指摘。「GDPの前期比プラス0.4%は過去1年半で最低の伸びであり、極めて低い」と語った。

第4・四半期の建設投資は季節調整済み前期比で1.7%減。第3・四半期の3.5%増からマイナスに転じた。

第4・四半期の個人消費は前期比わずか0.2%増で、第3・四半期(0.5%増)から伸びが鈍化した。

輸出も前期比0.1%減。第3・四半期は0.6%増だった。

セクター別では、製造業が前期比1.8%増で最も伸びた。半面、農業・水産業は2.8%減、サービス業は変わらずだった。

韓国中銀は先に、国内の政局混迷、米国の利上げをめぐる不透明感が消費者心理を悪化させ、2017年の個人消費は落ち込むとの見方を示している。

中銀は2017年のGDP伸び率は2.5%と予想。保護主義の影響で世界の貿易が伸び悩む場合でも、輸出や設備投資の持ち直しが韓国経済を下支えするとみている。

*内容を追加します。

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