[ニューヨーク 25日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、米国の保護貿易主義的な政策への懸念がくすぶるなか、ドルが他の主要通貨に対して下落した。

ドル指数<.DXY>は99.835と7週間ぶりの安値をつけた後、終盤は0.4%安の99.928で取引された。終盤のドル/円<JPY=>は0.5%安の113.21円。ユーロ/ドル<EUR=>は0.2%高の1.0751ドル。

トランプ米大統領はメキシコとの国境に壁を建設するよう指示する大統領令に署名。市場の注目が経済政策から逸れた形になった。

FXアナリティクスのパートナー、デービッド・ギルモア氏は「トランプ氏は金利上昇やドル高につながると考えられている財政刺激策には触れず、壁の建設や保護貿易主義に言及した」と話した。

TDセキュリティーズのシニア外為ストラテジストのメイズン・イッサ氏は「足元でドル買い持ちに確信が持てない。トランプ氏の政策に基づくリフレトレードへの楽観論は揺らいでいる」と述べた。

ダウ平均は初めて2万ドルの大台に乗せたが、ドルは全般に軟調だった。

ポンドは英米間の貿易協定への期待感から対ドルで上昇した。ポンド/ドル<GBP=D4>は1.2638ドルと6週間ぶりの高値をつけた後、終盤は0.9%高の1.2632ドル。メイ英首相は25日、米国との貿易協定では英国の利益と価値を最優先に考えると述べた。

ドル/円 NY午後4時 113.20/113.23

始値 113.50

高値 113.93

安値 113.05

ユーロ/ドル NY午後4時 1.0750/1.0754

始値 1.0752

高値 1.0769

安値 1.0720