[東京 26日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は大幅続伸。前日の米国株式市場ではダウ<.DJI>が2万ドルの大台を突破し史上最高値を更新した。米国で金融株が上昇した流れを引き継ぎ、東京市場でも証券、保険、銀行などが相場をけん引した。上げ幅は一時350円に迫り、終値は1月6日以来の高値を付けた。TOPIXも続伸。

東証33業種中、鉱業以外の32業種が上昇した。東証1部の売買代金は2兆7423億円となり、昨年12月16日以来の高水準だった。

米国株高を好感し、日経平均は続伸して寄り付いた。外為市場ではドル/円<JPY=EBS>が113円台前半と弱含みで推移し、買い一巡後はもみ合う展開となったが後場に一段高となった。

海外投資家が注目するドル建ての日経平均は170ドル台を回復した。取引時間中では2000年5月以来、16年8カ月ぶり高値を付けた。「最高値を更新した米国株に比べ、日本株は割安感が意識されるため、海外資金の流入が期待できる。先高観が強くなってきている」(中堅証券)との声が聞かれた。

ドル/円が伸び悩んだにもかかわらず、自動車や電機などの輸出関連にも買いが広がった。「世界的に経済指標が改善してきており、景気が回復している。円が多少強含んだとしても、現地生産での売り上げが増えれば問題ないという考え方もできる」(大和住銀投信投資顧問・経済調査部部長の門司総一郎氏)との見方も出ている。

個別銘柄ではタカタ<7312.T>がストップ高。同社は24日「法的手段による再建を選択することは当社として想定していない」とするコメントを出しており、引き続きこれを好感したようだ。

半面、LINE<3938.T>が反落。同社が25日発表した2016年12月期連結決算(国際会計基準)は、営業利益が前年比10倍の198億円だった。トムソン・ロイターがまとめたアナリスト20人の予測平均値239億円に届かず、市場予想を下回る業績を嫌気して売られた。

東証1部騰落数は、値上がり1599銘柄に対し、値下がりが309銘柄、変わらずが94銘柄だった。

日経平均<.N225>

終値      19402.39 +344.89

寄り付き    19260.67

安値/高値   19232.46─19405.23

TOPIX<.TOPX>

終値       1545.01 +23.43

寄り付き     1536.60

安値/高値    1535.25─1546.08

東証出来高(万株) 230000

東証売買代金(億円) 27423.57

*写真を差し替え再します。

(辻茉莉花)