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12月米新築住宅販売、予想超える落ち込み

2017年1月27日

[ワシントン 26日 ロイター] - 米商務省が26日発表した昨年12月の新築一戸建て住宅の販売戸数(季節調整済み)は年率換算で前月比10.4%減の53万6000戸と、前月までの3カ月連続の力強い伸びから減少に転じた。

市場は1.0%減の58万8000戸を予想していたが、これを大きく下回った。

新築住宅の販売は住宅市場の約8.9%を占める。11月の数字は当初発表の59万2000戸から59万8000戸に改定された。

建設許可の件数から推計される新築住宅販売戸数は、月ごとの変動が激しく、大きな改定が入る。前年同月比でみた昨年12月の販売戸数は0.4%減だった。

昨年12月の販売戸数が北東部で48.4%増加し、2008年1月以来の大きな伸びとなった。一方、中西部や南部、西部では減少した。

販売が弱い中で新築住宅の在庫は4.0%増の25万9000件と、09年8月以来の高い水準となった。ただ、住宅ブームの絶頂期の最中につけたピークと比べると半分以下にとどまっている。

12月の販売ペースから計算した在庫消化に必要な期間は、5.8カ月。2015年9月以来の高水準だった。

12月の新築住宅価格の中央値は前年同月比7.9%上昇の32万2500ドルだった。

2016年通年でみた新築住宅の販売戸数は前年比12.2%増の56万3000戸で2007年以来の高水準だった。労働市場は最大雇用状態か、それに近い状態にあるとみられ、住宅需要を下支えしているが、在庫の慢性的な不足が販売の抑制要因となっている。

全米リアルター協会(NAR)は、昨年12月の中古住宅の供給が17年ぶりの低水準になったと発表。住宅建設業者は労働者と用地の不足に悩まされており、住宅の供給が足りないことは引き続き住宅市場の課題となり得る。

米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)のデータによると、30年物の住宅ローンの固定金利は昨年11月から12月にかけて43ベーシスポイント(bp)上昇し、平均で年4.20%と2014年4月以来の高い水準を記録した。

米連邦準備理事会(FRB)は今年3回の利上げを想定していることから、住宅ローン金利はさらに上昇する可能性が高い。FRBは昨年12月に政策金利のフェデラルファンド(FF)金利を25bp引き上げて年0.50-0.75%とした。

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