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ユーロ圏再度危機の恐れ、一段の結束なければ=IMF報告

2017年1月27日

[ブリュッセル 26日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)は26日、ユーロ圏財務相会合に提出したユーロ圏に関する定例報告書で、ユーロ加盟19カ国は結束を一段と高めない限り今後も危機に見舞われ続ける恐れがあると警告した。

IMFは同報告書で「競争力の差が根強いことが一部要因となり、ユーロを当初から導入している12カ国の間の国民1人当たりの実質収入に収束の動きは見られていない」とし、「一段の収束がなければ、通貨同盟は不安定性にさらされる公算が大きい」とした。

ユーロ圏経済については、回復は力強くなっていると指摘。2017年、18年、19年の経済成長率は約1.6%になるとの予想を示した。

ただ、潜在的なリスクに対するバッファーは縮小したとし、中期的な成長率見通しは弱含んでいると指摘。「公的債務を抱える国は、金融政策当局者が緩和措置の縮小に着手した際、借り入れコストの上昇への対応に苦慮する」とした。

IMFは英国の欧州連合(EU)離脱についても言及。「離脱プロセスにはまだ多くの先行き不透明性が存在し、信頼感の重しとなる」とした。

また、ドイツやオランダのような大幅な純輸出国は内需と投資を拡大させる必要があると指摘。一方、イタリアやポルトガルなどの純債務国は構造改革を一段と押し進め、生産性を向上させる必要があるとした。

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