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独SPD首相候補、社会の分裂克服目指すと公約 メルケル氏に対抗

2017年1月30日

[ベルリン 29日 ロイター] - ドイツ連立与党の中道左派、社会民主党(SPD)が首相候補に指名したシュルツ前欧州議会議長は29日、9月の連邦議会選挙に向け、近年台頭しているポピュリズムの温床である社会の「深刻な分裂」を解消するとの公約を掲げて、メルケル首相と政権の座を争う意向を示した。

SPDは今月24日、ガブリエル党首が出馬を辞退したことを受け、シュルツ氏(61)を首相候補に擁立。この日の幹部会で同氏を首相候補に指名した。3月19日の党大会で正式決定する見通し。

ガブリエル氏は、SPDはメルケル氏率いる保守系与党連合「キリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)」との連立解消を真剣に目指していると表明していた。

シュルツ氏はSPD本部で1000人以上の聴衆を前に演説。税制の公正化や教育制度の改善、農村地域の社会保障の充実を公約として打ち出した。

 「SPDに大変革が起きている。この勢いを維持しよう」と述べた。

また、移民問題をめぐり欧州の結束強化を呼び掛けるとともに、トランプ米大統領については女性や宗教的マイノリティー(少数派)などに対して「乱暴で危険な」攻撃を行っているとして批判した。

先週実施の世論調査では、現時点で選挙が行われた場合のメルケル氏率いるCDU・CSUの支持率は34%と、SPDの23%を上回った。

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