[東京 30日 ロイター] - 正午のドル/円は、前週末ニューヨーク市場午後5時時点と比べドル安/円高の114.34/36円だった。いったん115円付近まで上昇したが、その後は不確実性の高まりが嫌気されてドル売り/円買いが優勢となった。

朝方114.60─70円台だったドルは、午前8時過ぎに114.95円まで上昇した後はじり安となり、正午にかけて114.32円まで下落した。中国が旧正月の休暇のため市場参加者が少なく、短期筋中心の取引だったという。

トランプ米大統領が27日、難民やイスラム教徒の多い中東・アフリカ諸国からの市民入国を禁止した大統領令に署名したことが、各方面での摩擦を生みやすいとして嫌気されているもよう。「具体的な財政政策が示される予算教書が出てくるまで、市場のムードはリスク回避に傾きやすい」(国内金融機関)との見方が出ていた。

難民・移民制限の米大統領令については、民主党だけでなく共和党からも非難の声が出ているほか、多くの外国人を雇用する米ハイテク企業でも反発が強まっている。