ダイヤモンド社のビジネス情報サイト

日立建機、16年4─12月期営業益は28%減 為替除けば2%増収

2017年1月30日

[東京 30日 ロイター] - 日立建機<6305.T>が30日発表した2016年4─12月期連結業績(国際会計基準)は、調整後営業利益が前年同期比27.7%減の110億円だった。売上収益は同7.7%減の5070億円。円高の影響で減収減益となったが、インドや中国市場での販売が堅調に推移しており、為替変動の影響を除けば2%程度の増収だったという。

通期業績予想は昨年10月に公表した数値から変更なし。17年3月期の調整後営業利益は前年比19.8%増の280億円となる見通し。構造改革効果などを織り込む。17年1─3月期の想定為替レートも1ドル100円、1ユーロ110円、1人民元15円で据え置いた。

16年度の油圧ショベル世界需要は8000台引き上げ、15万9000台(前年比3%増)の見通しとした。地域別では中国での需要をこれまでの前年比15%増から同31%増に上方修正。アジア・太平洋、西欧も引き上げた。一方、日本、北米は据え置いた。

決算会見に出席した桂山哲夫CFO(最高財務責任者)は、中国の建機市場の先行きについて、「2月、3月もそれなりにボリュームが出ると思うが、堅くみている」と指摘。中国国内では沿岸部や南西部での需要が大きく伸びている一方、北東部は前年とほぼ変わらない状況となっており、地域によって「濃淡がついている」との見方を示した。

またトランプ米新大統領の政策の影響については、米中間で「貿易面での摩擦などで中国経済が失速するリスクがある」との認識を示した。米国経済に対しては「パイプラインの工事などが出てくれば、プラスの動きが出てくる」とする一方、「金利が上がりつつある中、住宅着工への影響などまだ不透明感がある」と述べた。

(長田善行)

スペシャル・インフォメーションPR
クチコミ・コメント

DOL PREMIUM

PR
【デジタル変革の現場】

企業のデジタル変革
最先端レポート

先進企業が取り組むデジタル・トランスフォーメーションと、それを支えるITとは。

経営戦略最新記事» トップページを見る

最新ビジネスニュース

Reuters

注目のトピックスPR


ロイター発 新着ニュース

ロイター提供、日本と世界の最新ニュースをお届けします。

「ロイター発 新着ニュース」

⇒バックナンバー一覧