[東京 30日 ロイター] - りそなホールディングス<8308.T>は30日、シンガポールのノンバンク、AFCマーチャントバンクを完全子会社化すると発表した。買収により、現地に進出する日系企業向けに融資する体制を整える。

買収価格は非公表だが、数十億円程度とみられる。2002年のりそな発足以来、国内外を通じて初の買収案件となる。

AFCは、総資産が73億5300万円(2015年12月期)で、純利益が2億3000万円。ASEAN地域のインフラ開発を目的に、シンガポールやマレーシア、タイなどの金融機関が設立したノンバンク。

りそなはこれまで、中堅中小企業の海外進出支援を現地駐在員事務所による情報提供や、現地銀行との提携による貸出などで行っていたが、今後はAFCによる貸出もできるようにする。りそなから8人の行員を派遣し、代表者も送る。

(布施太郎)