[フランクフルト 30日 ロイター] - 独連邦金融サービス監督庁(BaFin)は30日、英国の欧州連合(EU)離脱に伴いドイツに移転する場合の手続きなどについて外国銀行に説明する会合を開いた。

BaFinによると、ここ数週間に銀行からの問い合わせが多く寄せられ、30日の会合ではドイツでの銀行ライセンスの取得方法などについて銀行側の質問に答えた。ある当局者によると、およそ25行の銀行の代表者が出席した。

BaFinの銀行監督責任者を務めるピーター・ルッツ氏は、ドイツへの移転を検討している銀行を支援したいと述べ、外国銀行を歓迎すると表明、会合には米、英、日本、オーストラリアなどの銀行が参加したことを明らかにした。

その上で、ドイツでの営業には厳格なルールが適用されることを銀行側に明確に伝えたとし、「郵便受けを置くだけでは不十分」であり、シニアマネージャーを置くことも必要だと述べた。

事情に詳しい関係筋は会合前に、モルガン・スタンレー<MS.N>やゴールドマン・サックス<GS.N>、シティグループ<C.N>などから主に規制担当の幹部が出席すると話していた。これらの銀行はコメントを差し控えた。

ルッツ氏は、移転を決めた銀行はまだないとし、決定は3月末頃になるだろうとの見方を示した。