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ドル113円半ばで上値重い、引き続き「トランプリスク」警戒

2017年1月31日

[東京 31日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べドル安/円高の113円半ばだった。トランプ米大統領の政策が経済に与える影響が懸念され、引き続きドルの上値の重さが意識されている。

正午前に日銀が金融政策の現状維持決定を発表すると、ドル/円はやや大きく上下動した。113.50円付近から113.75円まで上昇した後、113.24円まで下落し、再び113.75円に強含んだ。

日銀が金融緩和を継続する姿勢を示したことでいったん円安方向に反応したが、ドルが上昇したところではトランプ大統領の政策に対する不透明感から戻り売りが出やすかったという。「トランプ氏から貿易不均衡や為替政策への不満が出てくれば、円高方向になる可能性がある」(外資系証券)とされ、ドル買い/円売りを進めづらい。

一方、この2週間ほどドルは下値が112円半ばにとどまっており、下がったところで押し目買いも入っていたもようだ。黒田総裁の会見については「トランプ政権が世界経済に与える影響についてどのような認識を示すのか関心がある」(同)との声が出ていた。

<午前のドルは上値重い>

ドルは朝方にきょうの高値113.84円をつけたが、米株安の流れを引き継いで日経平均が200円超安で推移すると、一時113.59円に下押しされた。

仲値公示にかけては、実需筋の月末フローで輸入企業のドル買いがやや優勢だったとみられ113.83円まで持ち直したが、その後は113円半ばにじりじりと押し返された。「なかなか114円に戻せず、まだ上値は重い印象」(国内金融機関)という。

トランプ大統領が、難民・移民の入国を制限する大統領令を擁護しないよう司法省弁護士に指示したイェーツ米司法長官代行を解任したと伝わると、一時113.45円に下落した。強権発動への警戒感からドル売りが強まったとみられている。

ドル/円<JPY=>  ユーロ/ドル<EUR=>  ユーロ/円<EURJPY=>

午後3時現在 113.47/49 1.0698/02 121.40/44

午前9時現在 113.68/70 1.0706/10 121.71/75

NY午後5時 113.76/79.1.0692/97 121.64/68 

(為替マーケットチーム)

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