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村田の4─12月期は減収減益、円高響く 通期予想は据え置き

2017年1月31日

[大阪 31日 ロイター] - 村田製作所<6981.T>が31日発表した2016年4─12月期連結決算(米国基準)は営業利益が前年比30.1%減の1645億円だった。製品価格の下落や前年同期よりも円高水準にある為替レートが足を引っ張った。

売上高は前年比8.8%減の8659億円だった。円高は売上高を790億円、営業利益を400億円押し下げた。同社によると、ドル1円の変動は売上高で70億円、営業利益で35億円の変動要因となる。

通期予想は据え置いた。営業利益予想は前年比27.4%減の2000億円と、トムソン・ロイターが調べたアナリスト22人の予想平均値2145億円をやや下回っている。

藤田能孝副社長は会見で「営業利益は通期予想に対して82%の進捗と、ほぼ予想に沿って順調に推移している」と語った。

同社はソニー<6758.T>からリチウムイオン電池事業を買収する。藤田副社長は「現在は赤字事業なので、来年度に黒字化するのは難しい。2年後くらいに収支トントンに持っていきたい」との見通しを示した。

円高リスクへの対応に関しては「為替が動いたから、生産地を変えていくということは考えていない」と述べ、高付加価値の製品を出すことで為替の影響を吸収していく意向をあらためて示した。

(志田義寧)

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