[ニューヨーク 31日 ロイター] - 米スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が31日に発表した2016年11月のケース・シラー住宅価格指数によると、11月の米住宅価格は予想を上回る伸びとなり、住宅ローン金利の上昇や経済成長見通しを背景に、さらに上昇する可能性を示した。

20都市圏住宅価格指数は前年同月比5.3%上昇、予想の5.1%上昇を上回った。10月は5.1%上昇だった。

季節調整済みの前月比で0.9%上昇、予想の0.7%上昇を上回った。10月は0.7%上昇に上方修正された。

季節調整前の前月比では0.2%上昇、予想と一致した。

S&Pダウジョーンズ・インデックスのデービッド・ブリッツァー氏は「米新政権は経済成長の加速化、インフラ投資の拡大、税制改革を掲げており、住宅市場や住宅価格が影響を受ける可能性がある」と指摘。「個人所得と雇用市場のさらなる拡大で住宅需要が増し、既に物価上昇率の2倍程度の上昇をみせている住宅価格への圧力が強まる可能性がある」と述べた。