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カルビー、17年3月期計画を下方修正 北米や韓国が不振

2017年2月1日

[東京 1日 ロイター] - カルビー<2229.T>は1日、2017年3月期の業績予想を下方修正すると発表した。低迷している北米や韓国での事業の計画未達が大きく影響している。同社が売上高・営業利益を下方修正するのは、上場以来初めて。

連結売上高は2620億円から2500億円(前年比1.6%増)、営業利益は310億円から285億円(同1.3%増)に修正した。売上高の下方修正については、台風の影響により国内でジャガイモが調達不足となったことも影響した。

苦戦している海外事業のうち、北米事業の売上高は142億円から109億円へ、韓国は71億円から49億円にそれぞれ引き下げた。

松本晃会長兼CEO(最高経営責任者)は会見で、北米事業について「年間で1億2000万ドルの売上げにし、そこから新しい戦略考える」と述べた。売上高の回復とともに、利益率を「今年中に15%にしたい」という。

カルビーの北米事業は、2015年に新工場を増設したものの、売上げが伸び悩み、営業利益率が大きく悪化している。

同社は、北米で500億円規模の会社となることを目標として掲げているが「達成には新しい商品が必要」とし、2020年に達成できるかどうかは「自信がない」と述べた。

同日、北米の現地企業との合弁会社、カルビー・ノース・アメリカ(CNA)の完全子会社化も発表した。低迷する北米事業において、経営判断をスピーディーに行うことが狙い。株式の取得金額は8500万ドル(約96億円)。

*内容を追加しました。

(清水律子)

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