[パリ 31日 ロイター] - 今年のフランス大統領選の中道・右派統一候補であるフィヨン元首相の妻ペネロプ夫人が給与を不正に受け取っていた疑惑で、週刊紙カナール・アンシェネは31日、夫人はフィヨン氏が語ったよりもさらに長い期間議員秘書として働き、すでに報じられているよりも33万1000ユーロ多い総額で83万1440ユーロ(89万7456ドル)を受け取った疑いがあると報じた。夫人はほかに、雑誌の仕事で10万ユーロを受け取っていたという。

同紙は先週、ペネロプ夫人がフィヨン氏の議員秘書の名目で総額50万ユーロの支払いを受けていたが、実際には働いていなかったと報じた。

フィヨン氏は全ての疑惑を否定し、夫人は実際に働いていたと主張。TF1テレビに対し、夫人は1997年から支払いを受けていたと語ったが、同紙は夫人が議員秘書として1988─90年にも雇用されていたと報じた。

フィヨン氏は先週、上院議員だった時に成人した2人の子どもを雇用していたと語ったが、詳細は明かさなかった。同紙によると、計8万4000ユーロが2人に支払われた疑いがあるという。