[ワシントン 1日 ロイター] - 米商務省が1日発表した昨年12月の建設支出は年率換算で前月比0.2%減の1兆1815億2300万ドルだった。市場は0.2%の増加を予想していた。民間部門はわずかに増加したものの、公共部門の落ち込みが全体を押し下げた。

11月の数字は0.9%増のままで改定はなかった。

2016年通年の建設支出は前年比4.5%の増加。15年の10.6%増と比べると伸びが縮小した。

先週発表された昨年第4・四半期の国内総生産(GDP)の速報値は年率換算で前期比1.9%増と、第3・四半期の3.5%増から大きく減速した。昨年12月の建設支出の落ち込みは、GDPの伸びに影響した可能性がある。

第4・四半期は、工場や病院、道路を含む住宅以外の民間部門の建設投資が5.0%減。第3・四半期は12.0%の伸びを示していた。

昨年12月は民間建設が前月比で0.2%増え、06年7月以来の高い水準となった。住宅建設が0.5%増となったことが寄与した。住宅以外の民間建設は横ばいだった。11月は0.8%増だった。

公共部門の建設支出は1.7%の減少。減少は5カ月ぶりで、昨年7月以来の大きな落ち込みとなった。うち、州や地方政府による建設は2.4%減。こちらも5カ月ぶりの減少だった。一方、連邦政府は6.1%増えた。3カ月連続の増加で15年10月以来の高水準となった。