ダイヤモンド社のビジネス情報サイト

対主要通貨でドルの上げ幅縮小、FOMC声明受け=NY市場

2017年2月2日

[ニューヨーク 1日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、米連邦準備理事会(FRB)が1日まで開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で今後の利上げへ向けてタカ派色を強める姿勢を示さなかったことを受け、ドルの主要通貨に対する上げ幅が縮小した。

ドル/円<JPY=>は一時、1%高の113.95円まで上昇していたが、終盤は0.4%高の113.23円。直近のユーロ/ドル<EUR=>は0.3%安の1.0764ドル。主要6通貨に対するドル指数<.DXY>はFOMC声明を受けて上げ幅を縮小し、終盤は0.2%高の99.669となっている。

FRBはトランプ政権発足後初めてとなったFOMCで政策金利を据え置くとともに、声明では米経済の先行きについて比較的前向きな見方を示し、年内は金融引き締めを続けるとの方針を示唆した。

だがアナリストの話では、FOMC声明が低めのインフレ指標を指摘したため、FRBが今後、利上げへ向けてより積極的になるとの見方が後退したという。

クレディ・スイス(ニューヨーク)の世界外為戦略部門責任者、シャハブ・ジャリヌース氏は「市場はFOMC声明からは、FRBがタカ派姿勢を強める引き金となる要因について、新たな手掛かりを読み取ることができなかった。そのことが、利益確定のドル売りを若干誘発した」と述べた。

朝方に発表されたオートマチック・データ・プロセッシング(ADP)の全米雇用報告と米供給管理協会(ISM)の製造業景気指数がいずれも強めの内容だったため、ドルは序盤から堅調に推移していた。

ウエスタン・ユニオン・ビジネス・ソリューションズ(ワシントン)のシニア・マーケット・アナリスト、ジョー・マニンボ氏は「ADPの全米雇用報告は米経済の堅調なファンダメンタルズをあらためて確認させる内容だったが、市場の注目はワシントンにおける政界の動きに集中していたため、重要視されなかった」と説明した。

*表のレートを更新しました。

ドル/円 NY終値 113.23/113.26

始値 113.24

高値 113.95

安値 112.84

ユーロ/ドル NY終値 1.0767/1.0771

始値 1.0800

高値 1.0808

安値 1.0734

スペシャル・インフォメーションPR
クチコミ・コメント

DOL PREMIUM

PR
【デジタル変革の現場】

企業のデジタル変革
最先端レポート

先進企業が取り組むデジタル・トランスフォーメーションと、それを支えるITとは。

経営戦略最新記事» トップページを見る

最新ビジネスニュース

Reuters

注目のトピックスPR


ロイター発 新着ニュース

ロイター提供、日本と世界の最新ニュースをお届けします。

「ロイター発 新着ニュース」

⇒バックナンバー一覧