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米フェイスブック第4四半期は予想上回る、17年は投資拡大

2017年2月2日

[1日 ロイター] - 交流サイト最大手の米フェイスブック<FB.O>が1日発表した第4・四半期決算は、利益と売上高が予想を上回った。モバイル広告の伸びが業績を押し上げ、「偽ニュース」などの問題が業績に影響していないことを裏付ける結果となった。

ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)はアナリストとの電話会見で、2017年に投資を大幅に拡大する方針を明らかにした。

株主帰属の純利益は35億6000万ドル(1株当たり1.21ドル)で、前年同期の15億6000万ドル(同0.54ドル)から増加した。 一時項目を除いた1株利益は1.41ドル。

総売上高は88億1000万ドル。前年同期は58億4000万ドルだった。

ウェドブッシュ・セキュリティーズのマイケル・パッチャー氏は「成長率は低下するだろうが、非常に高い水準を維持するだろう」と指摘。「昨年の売上高は57%増で、われわれの予想では17年は『わずか』38%増だ」と話した。

トムソン・ロイターがまとめたアナリスト予想では、売上高は85億1000万ドル、1株利益は1.31ドルだった。

広告売上高は86億3000万ドルで、モバイル分野が84%を占めた。前年の80%から拡大した。調査会社ファクトセット・ストリートアカウントがまとめたアナリスト予想平均の83億1000万ドルを上回った。

調査会社イーマーケターによると、モバイル広告の2017年売上高予想は前年比35.2%の297億1000万ドル。

フェイスブックによると、昨年末時点の月間利用者数は18億6000人で、前年から17%増加。モバイルのアクティブユーザーは11億5000万人で、前年比23%増えた。モバイル端末による利用は約90%に上るという。

ザッカーバーグCEOは、近い将来に中国に進出する考えはないとし、「長期的に納得できる形でのみ行う。当面ニュースはない」と言明した。

また、動画などの優先プロジェクトを進める中、2017年は雇用や投資を大幅に拡大する計画だと述べた。

オリジナルの短い動画の製作を柱にする考えを示し、ユーザーが好きな番組や著名人に関する最新の情報を知りたい時にフェイスブックを利用できるようにしたいと語った。

昨年の米大統領選では、「ニュースフィード」を通じた偽ニュースの拡散が問題となり、フェイスブックはこうした虚偽情報の拡散を防ぐツールの開発に取り組んでいる。

サンドバーグ最高執行責任者(COO)は米大統領選に絡む費用について、財務への影響は小さいと説明した。

*内容を追加しました。

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