[東京 2日 ロイター] - 日銀が2日発表した市中の現金と金融機関の手元資金を示す日銀当座預金残高の合計であるマネタリーベース(資金供給量)1月末の残高は435兆4926億円となり、前月末の437兆4314億円から減少した。紙幣の伸びが鈍化し、14カ月ぶりの減少となった。

1月中のマネタリーベースの平均残高は前年比22.6%増の435兆2054億円で、こちらは過去最高を更新。マネタリーベースの構成要因ごとの月中平均残高は、金融機関の手元資金を示す当座預金が前年比29.7%増の330兆4487億円、紙幣は同4.5%増の100兆0204億円、貨幣は同1.1%増の4兆7363億円だった。

日銀は、昨年9月の金融政策決定会合で「長短金利操作付き量的・質的金融緩和(QQE)」を導入し、政策の軸足をそれまでの「量」から「金利」に転換した。

一方、インフレ期待を強めることを狙いに「物価上昇率の実績値が安定的に2%を超えるまで、マネタリーベースの拡大方針を継続する」との新たなコミットメントを打ち出している。