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イタリアのメンズラグジュアリーブランドが展開するデジタルプログラム

 

 イタリアのメンズラグジュアリー・ライフスタイルブランド“エルメネジルド ゼニア”が1月13日に行った2017秋冬ファッションショー「Crafted Modernity(手で創るモダニティ)―A“Made to Measure”」がショーのメイキングなどと共に オフィシャルサイト で公開中。

 今回は、昨年アーティスティック・ディレクターに就任したアレッサンドロ・サルトリによる初めてのコレクションとして注目を集めていたが、伝統的な職人技と現代的なスピード感を融合させて、この時代だからこその多面的な快適さやラグジュアリー感、男らしさといった同ブランドの新たな美意識を示すことで、それに応えた。

 巨大な画面に藁や砂などを塗り込めたり、鉛のオブジェなどを張り付けて壮大なテーマを描くドイツの現代美術家、アンゼルム・キーファーの巨大彫刻作品「Seven Heavenly Palaces」が展示された空間をショーの会場に、新たな機能性を感じさせる質感にこだわった素材を用いたウエアが展開された。

 

 同ブランドのテキスタイル研究から生まれたトロフェロ カシミア デニムやフエルト加工のカシミアジャージ、パッド入りチューブジャガードをはじめ、特殊なワックスでなめして紙のような質感と防水性を実現した軽量なベビーカーフ、手書きの複雑なジオメトリック・ジャガードなどを用いたスーツは、新たなドレスコードを得てアウターウエアへと変貌を遂げた。

 ウインターホワイトや明るいグレーを基調に、キャメル、釘の赤さび色やアフリカの大地をイメージさせる色調、さらには、深みのあるオックスブラッド、ピーコックグリーン、ジャーナルブルーなど、オーガニックなカラー展開を特徴としている。

 シルエットは、肩のラインを強調した自然なラインでしなやかさと動きやすさを感じさせる機能的なもので、エレガントなインフォーマルスタイルを完成させた。

 このショーを当日のゲストだけでなく、世界中の人々と共有するため、新たにスタートしたデジタルプログラムでは、単なるコレクションの紹介にとどまらず、ショーの鍵となるコンセプトを示すプレショーのビデオやショーにまつわるさまざまなストーリー、舞台裏であるメイキングの様子、ショーの様子をクリエイティブリミックスしたポストショーのビデオなどを通して、今後の同ブランドが展開していく価値観や方向性を示している。合わせてショー作品のオーダー方法についても紹介。実際にショーで発表されたスタイルを顧客が身に着けてコレクションの精神を体感するまでをフォローする。

 

 アレッサンドロ・サルトリは、2003年にセカンドライン“ジー ゼニア”を立ち上げ、11年までクリエイティブ・ディレクターを務めてきた。その後“ベルルッティ”のアーティスティック・ディレクターに就いていたが、今回、5年ぶりに“エルメネジルド ゼニア”に復帰。今後は全てのゼニアブランドのクリエイティブに責任を負い、常に新しくありながらも流行によって廃れることのない真のラグジュアリーを構築していく。

(ゼニア カスタマーサービス Tel03-5114-5300)


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