ダイヤモンド社のビジネス情報サイト

世界のFDI、16年は13%減 先行き不透明=UNCTAD

2017年2月2日

[ジュネーブ 1日 ロイター] - 国連貿易開発会議(UNCTAD)は1日、2016年の世界全体の海外直接投資(FDI)は前年比13%減の推定1兆5200億ドルだったと発表した。17年は10%増に回復すると見込んでいるが、トランプ米大統領の政策などが不確定要因だとした。

FDIの流入額が最も大きかったのは米国で、同11%増の3850億ドルとなった。2位の英国は1790億ドルと前年から6倍近く増えた。3件の大型企業合併・買収(M&A)が押し上げた。中国は3位で1390億ドル。

一方、インドとアフリカの流入額はともに約5%減少。中南米は19%減となった。欧州へのFDIは29%減。スイスやアイルランド、オランダで優遇税制を活用した投資が大幅に減少したことが一因。

17年の予想は経済成長見通しや商品価格の上昇を踏まえているが、米政権の政策や英国の欧州連合(EU)離脱をめぐり不透明感が強い。

UNCTADの投資担当責任者、ジェームズ・ザーン氏は、不透明感が払拭(ふっしょく)されるまで企業は投資を控える可能性があると指摘。

トランプ氏が企業の海外利益の本国還流促進に向けた減税策を講じ、企業が資金を戻すことになっても、米国内の投資ブームを引き起こすとは限らないと述べた。

また、ここ数年で大きく拡大した中国による海外への直接投資に関しては、政府の資本流出抑制策を背景に今年は鈍化する可能性があるとの見方を示した。

スペシャル・インフォメーションPR
クチコミ・コメント

DOL PREMIUM

PR
【デジタル変革の現場】

企業のデジタル変革
最先端レポート

先進企業が取り組むデジタル・トランスフォーメーションと、それを支えるITとは。

経営戦略最新記事» トップページを見る

最新ビジネスニュース

Reuters

注目のトピックスPR


ロイター発 新着ニュース

ロイター提供、日本と世界の最新ニュースをお届けします。

「ロイター発 新着ニュース」

⇒バックナンバー一覧