[東京 2日 ロイター] -

正午のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点と比べ、ややドル安/円高の113.03/05円だった。日経平均の下げ幅拡大を眺めて112円後半まで下落したが、下がったところでは国内輸入企業や機関投資家の買いがあるという。

朝方113.10─20円台で推移していたドルは、一時113.36円まで買い進まれたが、日経平均がマイナス圏に沈んで下げ幅を拡大する中、112.88円まで下押しされた。その後、正午にかけては113円ちょうどを挟んで一進一退となった。

市場の関心は10日の日米首脳会談に集まっており、方向感が出づらい相場となっている。「110─113円はドル買いゾーンというスタンスの人が多かったが、今は110円割れがあるかもしれないとの見方も出てきた」(国内金融機関)との声が聞かれた。

一方、午前は、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)による米国へのインフラ投資に関するニュースも話題になっていた。「112円台はあえて突っ込んで売りに行く必要はないというムードだ」(別の国内金融機関)という。

GPIFの高橋則広理事長は、同報道を否定。「GPIFは、インフラ投資を含め、もっぱら被保険者の利益のため、年金積立金を長期的な観点から運用しており、今後とも、その方針に変わりはない。なお、政府からの指示によりその運用内容を変更することはない」とコメントした。