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韓国1月CPI、4年ぶり高い伸び 目標到達で利下げ観測後退

2017年2月2日

[ソウル 2日 ロイター] - 韓国統計局が発表した1月の消費者物価指数(CPI)は前年比2.0%上昇し、2012年10月以来の高い伸びとなった。韓国銀行(中央銀行)によるインフレ目標引き下げ後、初めて目標水準に達し、利下げ観測が後退した。

上昇率は12月の1.3%から加速し、市場予想の1.5%も上回った。

前月比では0.9%上昇。市場予想の0.4%上昇を上回り、ほぼ9年ぶりの高い伸びとなった。

食品・燃料価格を除くコアCPIは前年比1.5%上昇し、前月の1.2%から伸びが加速した。

韓国投資証券のエコノミスト、Park Jung-woo氏は「足元で食品価格が上昇しており、第1・四半期はインフレに影響するだろう。原油価格も上昇する中、物価上昇圧力は正常化しているようだ」と話した。

その上で「インフレ加速の流れはしばらく続く可能性が大きい」との見方を示した。

1月は生鮮食品が前年比12%上昇し、野菜は17.8%、卵は鳥インフルエンザの影響で61.9%、それぞれ急騰した。

アナリストは、食品価格の上昇が消費の上向きによるものか、悪天候や鳥インフルエンザの影響によるものかを見極めるため数カ月間動向を見守る必要があるとしているが、インフレの加速を受けて中銀はしばらくの間様子見を続ける可能性がある。

韓国中銀が前回金利を引き下げたのは昨年6月で、今年1月に実施したアナリスト調査では23人中7人が年内の追加利下げを予想した。

キウム証券のエコノミスト、Hong Chun-uk氏は、少なくとも6月末までインフレ率が高止まりする公算だとし、中銀は今年いっぱい金利を据え置く可能性が高いとの見方を示した。

企画財政省は1月のCPI統計について、主に農産品価格の急騰や、比較対象である前年同月の原油価格下落が影響しているとの見方を示した。

※英文参照番号[nL4N1FM1RG](契約の内容によっては英文がご覧いただけない場合もあります)

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