<笠間市>(県央エリア)
週末に陶芸を楽しむ二地域居住でも人気

 東京から約100km圏内、交通の便も良い「笠間市」は、言わずと知れた「笠間焼」の産地。現在では、約300人の陶芸家や窒元が活躍し、プロの中には県外からの移住者も多い。茨城県立笠間陶芸大学校から陶芸作家を目指す人も。また、週末などに陶芸を楽しむ二地域居住でも人気の場所だ。お試し移住やクラインガルテン(農地の貸借制度)、地域外の人材を積極的に受け入れる地域おこし協力隊、空き家バンク制度など、移住・二地域居住の体制が充実している。

「毎年ゴールデンウィークに開催される笠間の陶炎祭(ひまつり)には、200軒以上の陶芸家・窒元などが出店し、50万人以上の観光客で賑わいます」(安達副参事)

<大洗町>(県央エリア)
マリンレジャーを楽しみたい人に最適!

 旬のおいしい魚を味わえる海辺の街、「大洗」。カジキ釣りのビルフィッシュトーナメントや日本プロサーフィン連盟のツアーも開催されている。年間420万人を超える観光客が訪れる県内最大の観光地だ。釣りやサーフィンなどマリンレジャーを楽しみたい人に最適!

「大洗サンビーチは海水浴場やサーフポイントとしても有名で、その周辺にはサーファーなどの移住者も多くいます。NPO法人・大洗海の大学では、遊びながら学ぶ自然体験教室を実施しています」(安達副参事)

<筑西市>(県西エリア)
筑波山の麓で「お試し居住」を実施中

 筑波山の西側に位置する「筑西市」。関東屈指の米どころで、梨やこだまスイカなど豊富な農産物の産地として有名。新規就農者研修事業を推進しており、市内で就農する人の支援も行なっている。

 筑西市では短期滞在型移住体験事業「お試し居住~筑波山の麓で試しに住んでみっけ?~」を実施中。「田舎暮らしには憧れているけど、本当にできるのか不安」「都心にも行き来できる距離に移住したい」という人にぴったりだ。

「お試し居住の住宅は、庭付き一戸建てと駅近アパートの2タイプ。料金は1000円/日で特典も付いてきます。希望の移住環境に合わせて利用してみてはいかが!?」(安達副参事)