[アモナ(ヨルダン川西岸) 1日 ロイター] - イスラエル首相官邸は1日、ヨルダン川西岸に新たな入植地を建設する意向を示した。入植地の建設は1990年代終盤以降初めてという。最高裁の判断により西岸アモナ入植地から退去する入植者に新たな居住地を提供するのが目的という。

アモナ入植地を巡っては、イスラエルの最高裁判所が昨年11月、パレスチナ人個人の土地に不法に住居を建設したとして、入植者に退去を命令。

政府はアモナ入植地の隣接地に住宅を建設する方針を示したが、最高裁はパレスチナ人の土地を侵害する可能性があるとしてこの計画も退けた。裁判所の判断を受け、ネタニヤフ首相は入植地用の土地を見つけるための委員会設置を命じた。

イスラエルの人権団体によると、ヨルダン川西岸での入植地建設は1999年が最後という。アモナ入植地のような正式な許可のない入植地の建設は近年にも行われている。

イスラエルはこれに先立ち、ヨルダン川西岸に入植者向け住宅をさらに3000戸建設する計画を発表している。