[ブリュッセル 2日 ロイター] - 欧州連合(EU)統計局が発表した12月のユーロ圏生産者物価指数(PPI)は前月比0.7%の上昇で、上昇率は市場予想(0.4%上昇)を上回った。エネルギー価格の上昇を反映した。

ただ、変動の激しいエネルギー価格を除いたPPIは前月比0.3%の小幅な上昇にとどまった。

PPIは前年比では1.6%の上昇で、上昇率はほぼ4年ぶりの高水準だった。ロイター調査では、前年比1.3%の上昇が予想されていた。

PPI押し上げの主因だったエネルギー価格は前月比2.1%、前年比では3.9%、それぞれ上昇した。

31日に発表された1月のユーロ圏消費者物価指数も、エネルギー価格の急伸を背景に前年同月比1.8%上昇したが、変動の激しい食品・エネルギーを除くコアインフレは前年比0.9%の上昇だった。

欧州中央銀行(ECB)はコアインフレ率も持続的に上向くまで、資産買い入れプログラムのテーパリング(段階的縮小)は開始しない方針を示している。