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不良債権処理へ政府支援のバッドバンク設立を=ECB副総裁

2017年2月4日

[フランクフルト 3日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のコンスタンシオ副総裁は3日、ユーロ圏銀行の不良債権処理を迅速かつ円滑に進めるため、政府が支援するバッドバンクの設立を求めた。ブリュッセルで開催されたイベントで述べた。

 「真の欧州の資産管理組織(AMC)は、現在の環境では困難に直面する。目先は、各国レベルで使用できるAMCの青写真を策定することが前進するための方策となるだろう」と指摘した。

その上で、青写真は既存の規制に対し柔軟なアプローチで取り組む中で何が可能かを明示し、明確に定められた期間に必要な措置を講じるよう各国に促すものでなければならないとした。

欧州銀行監督機構(EBA)は先週、欧州連合(EU)全体のバッドバンクとしてAMCの設立を求める考えを表明。だがドイツは巨額の不良債権を抱えているのはイタリアやキプロス、ポルトガルなど一部の国に限られるとしてEBAの提案を拒否した経緯がある。

コンスタンシオ副総裁は、銀行への資本注入や不良債権を裏づけとする証券に対する保証提供など各国政府が介入し、不良債権処理の加速を促すことが可能との考えを示した。

また「証券化も不良債権の市場を活性化できる方策の1つになるかもしれない。例えばジュニアやメザニントランシェに民間投資家と共同投資することなどが考えられる」とした。

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