[ベルリン 5日 ロイター] - ドイツのガブリエル外相は5日、前週の米当局者との会談で、米国が統合欧州や北大西洋条約機構(NATO)に引き続き関わっていく姿勢を再確認したと表明した。

トランプ米大統領は就任前にNATOは「時代遅れ」と発言したほか、英国に追随して他の欧州諸国も欧州連合(EU)を離脱すべきとの考えを示唆していた。

ガブリエル外相は前週の訪米でペンス副大統領、ティラーソン国務長官と会談。独公共放送ARDに対し「米新政権の様々な発言に誰もが懸念を抱いていた」とした上で、「ペンス、ティラーソン両氏は会談で、統合欧州に強い関心を持ち、NATOにおける環大西洋の連携を堅持する立場を明確にした」と述べ、当初と比べ懸念が和らいだことを明らかにした。

ロシアに関しては「ウクライナや欧州に害をもたらすことなく米ロが合意することを望むが、米ロ間の緊張が緩和するとすれば、歓迎すべきだ」と述べた。