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英首相のEU離脱戦略、身内の保守党議員から批判も 議会審議控え

2017年2月6日

[ロンドン 5日 ロイター] - 英議会は6日から3日間、欧州連合(EU)に離脱を通知する権限をメイ首相に与える法案を審議するが、身内の保守党内に結束の乱れが見られ、与党が辛うじて過半数を維持している議会で法案が原案通りに可決されるかどうかは予断を許さない情勢になっている。

カーミカエル下院議員(保守党)は5日、「われわれは一部が言うように、協定が結ばれていない状態で『崖から落ちる』ようにEUを離脱する見通しに直面する可能性もある。そうなれば経済に甚大な影響が及ぶ」と述べた。

3日間の審議後には、3月末までに交渉を始めるという首相の計画に条件を追加するかどうかを巡り、一連の投票が行われる予定。

議会は先週、法案の原則を圧倒的多数で可決しており、離脱通知自体が阻止される可能性は低いが、修正案なしに法案を通過させるには与党全体の支持が必要。

足並みの乱れが広がれば、修正案が通り、国内的に首相の指導力が損なわれるだけでなく、EUの交渉相手に強力な武器を与えかねない。

メイ首相は議会に対し、首相が結んだEUとの合意を受け入れるか、拒否して貿易や移民に関する合意なしに離脱するかの選択肢を与えるとしているが、議会は一段の影響行使を求めている。

カーミカエル議員はメール・オン・サンデー紙に寄稿し、交渉終了の最終決定権は議会が持つべきで、首相を交渉の場に送り返すことを可能にする必要があると主張した。

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