[パリ 6日 ロイター] - 仏大統領選は、家族への不正給与疑惑が浮上している中道右派、共和党のフィヨン元首相に対して出馬断念を求める声が高まるなど、選挙の行方は混沌としている。

一方、極右政党、国民戦線(FN)のルペン党首と中道系の独立候補、マクロン前経済産業デジタル相はリヨンなどで決起集会を開き、選挙戦がスタートした。

ルペン氏は5日、リヨンで数千人の支持者を前に大統領選で勝利した場合、自分のみがイスラム原理主義やグローバリゼーションから国民を守ることができると述べた。

マクロン氏も同じくリヨンでの集会で、ルペン氏の政策は、自由、平等、友愛というフランスの理念への裏切りだ、と批判した。

フィヨン氏を巡っては、党内から候補者差し替えを求める動きも出ている。ただ、同氏はこれまで、大統領選を辞退する意向はないとしている。関係筋によると、6日に今後の方針などを説明するとみられる。