[ベルリン 6日 ロイター] - メルケル独首相は6日、輸入品に対して関税を課す一方的な措置には反対の立場だとし、米政権がそのような保護主義的な措置を講じれば、ドイツとして対応策を検討する考えを示した。

首相はトランプ米大統領が輸入品に関税を課す構えを見せていることについて質問され、「米政権の動向を見守る必要がある。それから対応策を講じるかどうか決定しなければならない」と答えた。

その上で「私はこれまでも多国間相互自由貿易、相互の貿易協定を支持する考えを示してきた。世界が金融・銀行危機を克服できたのは、20カ国・地域(G20)の枠組みの中で力を合わせて取り組んできたからだと信じている」と述べた。

トランプ大統領はドイツの自動車メーカーに対し、米市場への輸入車に対し35%の国境税を課すと警告している。

メルケル首相は、米国は独企業にとって最も重要な貿易相手国とし、ドイツは米国と緊密なビジネス関係を維持することを望んでいると述べた。